灰羽連盟 第八話『鳥』 海外の反応

以下MyAnimeListより翻訳
・08-06-08, 8:51 PM
ふむむ、興味深いエピソードだね。
でもラッカのEMOっぽい態度は迷惑だわ。
でも終わりはよかったよ。
カラスは誰なのか気になるなぁ (女性)
・04-19-09, 1:31 PM
これはとても奇妙な物語だった。
あそこに戻ったカラスは彼女と何か関係があると分かるんだけど
でもそれが何なのかは全く分からないよ。
いつも通り、解答される必要がある疑問が出てきたね。 (不明)

・07-03-09, 6:30 PM
彼女はカラスなんだよ :O
ははは、なんちゃってね、わかんないよw
自分が分かるのはある種の自由の象徴だけさ。
飛べること、人々から嫌われていること、ゴミをあさる、黒いもの、などのようにね。
あと、この話を見て思ったのは町の人は灰羽をめったに見かけないのかなぁ? (不明)
・07-04-09, 9:23 AM
この番組はとても美しいね。
残りのエピソードも同様に素晴らしいものであってほしい。
もしそうなら、自分の中のベスト5にランクインすると思う。 (男性)

・07-04-09, 10:54 PM
うん、これは面白いよ。
鳥になることについては分からない。 (男性)
・07-09-09, 11:48 AM
カラスは彼女が以前に知っていた人の霊魂を象徴しているんだよ。
そしてカラスは外の世界からのメッセージを意味するんだ。
この場合では、ラッカの過去の生活に関わりのある誰かであり、
彼女に対して許しを与えたことを象徴しているんだ。
カラスはさまざまな文化によっていろんな意味を持つからね。 (トルコ 男性)

*ここのシーンのカエルは以前ラッカが突き飛ばしたままになってますね。
・07-10-09, 10:48 AM
そうさ、カラスは以前の生活を失った灰羽の一部なんだ。 (不明)
・10-20-09, 12:55 AM
素晴らしい象徴性を見事に駆使した本当に驚嘆するエピソードだった。
灰羽連盟はすべてのエピソードを通して、
自分が見た中で恒久的に最高のアニメになるだろう。 (アメリカ 男性)

・11-09-09, 3:23 PM
これはとてもすごいね。言葉が紡げないよ。
全エピソードを通して、より良くなっていってる。
どういう終わり方をするのか想像もできない! (不明)
・06-24-10, 9:46 AM
間違いなく向上している。
そして象徴主義はその目的に関わらず楽しめるものだね。 (不明)

・09-08-10, 5:10 PM
わぉ、終わりの所では泣いてしまったわ。
私は元々、感情的なのよね。でも、最高だったわ。 (女性)
・09-17-10, 7:52 AM
ここまでで一番のお気に入りのエピソードだわ。 (ニュージーランド 女性)

・09-26-10, 10:42 AM
ここしばらくで見たアニメ作品の中では最高の作品の一つだ。
クラナドのような象徴性が大好きだ。 (ルーマニア 男性)
・12-14-10, 2:56 AM
たぶん、カラスは彼女の母親なんじゃないかしら? (オーストラリア 女性)

・02-12-11, 3:46 PM
また素晴らしいエピソードだったね。
灰羽連盟が自分を引き込んでくれるムードが大好きなの。
カラスは一体誰なんだろうね……
答えのない問題がたくさんあるように見えるよ。
しかし、象徴性こそが私の探し求めている答えを与えてくれるだろう。
今はまだ、完全に理解することが出来ないだけだね
あと、アニメーションが最初とは少し違っているように見えるんだけど気のせいかな? (ベネズエラ 女性)

・02-21-11, 2:00 AM
EMOラッカには苛立たされるわ。 (オーストラリア 女性)
・04-02-11, 10:25 PM
* to be in her(one's) shoes. ○:彼女の立場に立つ。 ×:彼女の靴の中になる。

・05-10-11, 10:48 PM
わぉ、あのお店にいた『えー、迷惑じゃないでしょ?ねぇ?ねぇ、ねぇねぇ?』って女。
ラッカが奴のことを引っぱたいたりするんじゃないかと思っちゃったよw
そして、ラッカはEMOになったようには見えないけどね。
そこには二つの違いがあるんだよ。
無意味なメロドラマと、実際にうまくこれらの感情を伝える作品。
灰羽連盟は間違いなく後者だと思う。
最後のシーンでは泣いてしまったよ。 (カリフォルニア)

・02-21-12, 12:38 AM
えっと、ラッカは初めはその町のことを楽園のようなところだと考えたんだ。
でも友達の灰羽が突然の別離を迎えたという自分たちの存在に対する闇の部分に直面した時、
彼女は裏切られたかのように感じたんだね。
衝撃と消沈の最中で、彼女はいつか旅立ちを日を迎える必要がある灰羽という存在を
受け入れることができなくなってしまった。
彼女の灰羽としての節理に反する自己嫌悪で生じる悪影響が彼女に罪付きの烙印を与え、
その不全が彼女の翼を黒へと変貌させていったんだろう。

その黒へと染まる羽が彼女の存在が欠陥であることを意味させ、
それは彼女にとって受け入れがたいものだった。
それによって彼女は、自分が灰羽として存在してはならないという憶測を導きだしたんだ。
これもまた、クウの死が彼女に強く打ちのめした理由でもある。
ラッカの幸せが束の間のものであるのならば、ラッカは自分の存在に何か意味があるのかどうか、
その疑問に答えることが出来なくなったんだね。
そうして彼女はまた意気消沈の悪循環へと陥っていった。

今になって、なんで彼女が以前のエピソードで「こんなに幸せでいいのかな」と思ったのかが理解できた。
なぜ灰羽が罪付きとなるのか、旅立ちの日を迎えるためには何が必要なのか
これらをごちゃまぜにして奇妙だと思っていたことが少しずつ紐解けていっているように思えるよ。



そして、カラスの死体が井戸の底にあったね。
ラッカが解釈したように、カラスは壁の向こう側からメッセージを運んできているようだ。
それは象徴としてとても重要なことだ。

これは悪が存在する彼女の世界からのメッセージを彼女が受け入れたことを意味する。
ラッカのみがカラスと彼女自身のつながりを解釈できるんだ。
ちょうど、それによって彼女が自己嫌悪から脱却するために
カラスが支えに来たということに気付くことができるのさ。
もし彼女が未だに自身を嫌悪し続けていたならば、
彼女を容認してくれる兆候には何も気付くことができなかっただろう。

その上で、もしこれが過去からのメッセージならば、彼女だけがそのカラスからのメッセージを解釈できる。
カラスは意味をなさない鳥で、ラッカは何らかの葛藤を埋めるためにカラスを使ったという見方も出来得るけどね。
しかし、カラスは実際に彼女の存在と密接なものだと考えられる。
彼女は自分自身ではどうすることもできずにいて、
他の誰かがそれを彼女に取り戻してあげなければならないという事を伝えに来た。
これはカラスが彼女に近しい誰かからの許容の証なんだよ。

単刀直入に言えば、彼女はセラピーを受けたんだ。
この時点で、僕はカラスが誰なのかについて僕は五つの自論がある。
一、ラッカ自身である。
すべての灰羽は実際の世界では人間と共存したいと考え、それが実現できないでいるカラスである。
なぜならば彼女らは恐れられると考えており、人間と意思疎通ができないでいる。
このカラスはそういう弱い部分を表しているという理論だ。
二、ラッカの夢に出てきたカラスである。
ラッカは当時カラスだったが、彼女が空から落ちて死ぬときに灰羽へと変わった。
その際に、ラッカの落下を阻止しようとしたカラスは力尽き、井戸の底へと落ちていったという理屈だ。
三、クウである。
クウは旅立ちの日を迎えカラスになった。そしてまたみんなと会いたいと願った。
しかし、木にぶつかって、井戸の底へと転落したか、そのような死に方をしたか。
そのようにあって欲しくはないが……。
四、通りすがりのカラス、以上。
五、夢はすべてなんらかの象徴だったとする説。
落ちていくのはラッカの自殺を意味していたとしよう。
カラスが意味するのはラッカの死を悼んでいたラッカの友人か家族の誰かであるんだ。
ラッカを引き上げようとしていたシーンは、彼女の死を追悼することで
ラッカの人生に意味を与えようとしていた。
ラッカが生きていた時は、それを本当の感情として受け入れることができなかった。
『私を憐れむのはやめて』とか、それでラッカがこの世界に生きる意味はないと考えて死んだ。
ラッカが灰羽の姿になったのと同じようにその人はカラスの姿になった。
そして、メッセージを運んできた。
なぜならば、そのメッセージを運んできた人物はラッカが真の感情を受け入れたとき
その役目を終えて果てたから。こんなところかな。 (フィンランド 男性)

・02-27-12, 1:11 PM
このエピソードは名作だね。
あれ? いつの間にかアニメーションがとても良くなってない?
つまり、アートクオリティが急上昇したように見えるんだ。
でもそれを無視しても、ラッカのシーンは悲痛だった。
そして、まだ五話以上残っている……。
これほど魅力的な八話が今まであっただろうかと考えなきゃいけないな。 (男性)
・05-15-12, 8:58 AM
オッケイ、これは掛け値なしにこれまでのところで最高のエピソードだよ。
ワォ、いたるところに伏線が散りばめられているね。
自分はほのぼのアニメのような日常の一コマから
いかにこのアニメがかけ離れてしまったかということついて驚いているよ。
次のエピソードに進まなければな、この調子で続いていって欲しいよ。
自分が言えるすべての事は、未だ応えられてない多くの謎があるってことだけだ。 (イギリス 男性)

・10-04-12, 12:38 AM
とても素晴らしいエピソードだ。未だ答えられていない多くの疑問がある。
そして、僕はカラスが誰なのかについていくつか考えがあるんだ。
最後にはその答えが分かるといいね。 (アメリカ 男性)
・03-12-13, 3:18 PM
なんて悲しい物語なんだ! (アメリカ 男性)

・05-05-13, 5:32 PM
すべての象徴性を理解できていないよ。
他の人たちの分析を見て、夢の意味やカラスの象徴について少し理解できたぐらい。
ラッカがレキをもう少し頼ってくれることを願っているよ。
結局レキはラッカと同じような状況を経験してきて、今なおそれは解決できていない。
このエピソードの終わりでは何筋かの涙が流れてしまった。
ラッカはカラスが何を思い起こさせると話をしていたけど、明らかに以前の知り合いだろうね。
ラッカが自分のことを不要だとか、欠落した存在だとか考えてしまうことは悲しいよ。 (女性)

・05-29-13, 2:03 AM
ラッカはEMOとかイライラするとか書き込みしてる人たちは
本当の憂鬱や絶望に対する重圧について明らかに理解できてないのね。
ラッカは明らかに彼女自身の非常に辛い悲しみと向き合っているわ。
なぜならば、彼女は友人たちを動揺させたくないのよ。
彼女自身で重荷を背負いこみ、一人きりのときしかそれを表すことはしないんだわ。
落ち込んでいる人は、他人とその感情を分かち合うことは到底できないから
結局、自分で問題を解決するしかないんだよね。
かまってちゃんなのか、本当に辛い時間を耐えなければいけない人間なのかという差には
とても大きな違いがあるのよ。

私の解釈では、ラッカは自殺をして、罪に苛まれているのだと思うわ。
彼女はふさぎ込んでしまうことを乗り越えることが出来ず、
彼女の落ち着きのなさと折り合いをつけるために転生したんでしょうね。
カラスは生前に彼女を助けようとした人を象徴しているの。
でもラッカは自分が死んだことで深く悲しむ人がいるということを
認めようとさえしないほど、深刻になってしまったんだわ。
カラスは彼女を許そうとしている人を象徴し、もし死後の世界があるのであれば、
どうかラッカ自身のことも許してほしいと伝えたいんでしょうね。
例え離れていても、いつだってそばにいてくれる人が存在するという事実を伝えたいんだわ。
そうよ、人生は貴重で、犯した過ちを赦すことができるのよ。
クウとの別離をラッカが見たことは、誰かと別れることによって
残された人が感じる悲痛をラッカに気づかせるのに役に立ったんだよね。
そして、同時にラッカが自殺したとき残された人がどう感じたのかを気づかせてくれたのよ。 (アメリカ 女性)

・06-03-13, 9:22 AM
たぶんカラスは灰羽の守護神のようなものなんだ。
彼らは死してなお、灰羽達のことを心配し、見守り続けている。
彼らが誰で、なぜ灰羽を見守り続けているのかは分からない。
灰羽たちはみんな生前に苦しんでいた人たちなんだよ。
そして、幸せで平穏に満ちた生活を送ったとき、壁を越えて彼らの魂は救われるんだ。 (不明)
・08-06-08, 8:51 PM
ふむむ、興味深いエピソードだね。
でもラッカのEMOっぽい態度は迷惑だわ。
でも終わりはよかったよ。
カラスは誰なのか気になるなぁ (女性)
・04-19-09, 1:31 PM
これはとても奇妙な物語だった。
あそこに戻ったカラスは彼女と何か関係があると分かるんだけど
でもそれが何なのかは全く分からないよ。
いつも通り、解答される必要がある疑問が出てきたね。 (不明)

・07-03-09, 6:30 PM
彼女はカラスなんだよ :O
ははは、なんちゃってね、わかんないよw
自分が分かるのはある種の自由の象徴だけさ。
飛べること、人々から嫌われていること、ゴミをあさる、黒いもの、などのようにね。
あと、この話を見て思ったのは町の人は灰羽をめったに見かけないのかなぁ? (不明)
・07-04-09, 9:23 AM
この番組はとても美しいね。
残りのエピソードも同様に素晴らしいものであってほしい。
もしそうなら、自分の中のベスト5にランクインすると思う。 (男性)

・07-04-09, 10:54 PM
うん、これは面白いよ。
鳥になることについては分からない。 (男性)
・07-09-09, 11:48 AM
カラスは彼女が以前に知っていた人の霊魂を象徴しているんだよ。
そしてカラスは外の世界からのメッセージを意味するんだ。
この場合では、ラッカの過去の生活に関わりのある誰かであり、
彼女に対して許しを与えたことを象徴しているんだ。
カラスはさまざまな文化によっていろんな意味を持つからね。 (トルコ 男性)

*ここのシーンのカエルは以前ラッカが突き飛ばしたままになってますね。
・07-10-09, 10:48 AM
そうさ、カラスは以前の生活を失った灰羽の一部なんだ。 (不明)
・10-20-09, 12:55 AM
素晴らしい象徴性を見事に駆使した本当に驚嘆するエピソードだった。
灰羽連盟はすべてのエピソードを通して、
自分が見た中で恒久的に最高のアニメになるだろう。 (アメリカ 男性)

・11-09-09, 3:23 PM
これはとてもすごいね。言葉が紡げないよ。
全エピソードを通して、より良くなっていってる。
どういう終わり方をするのか想像もできない! (不明)
・06-24-10, 9:46 AM
間違いなく向上している。
そして象徴主義はその目的に関わらず楽しめるものだね。 (不明)

・09-08-10, 5:10 PM
わぉ、終わりの所では泣いてしまったわ。
私は元々、感情的なのよね。でも、最高だったわ。 (女性)
・09-17-10, 7:52 AM
ここまでで一番のお気に入りのエピソードだわ。 (ニュージーランド 女性)

・09-26-10, 10:42 AM
ここしばらくで見たアニメ作品の中では最高の作品の一つだ。
クラナドのような象徴性が大好きだ。 (ルーマニア 男性)
・12-14-10, 2:56 AM
たぶん、カラスは彼女の母親なんじゃないかしら? (オーストラリア 女性)

・02-12-11, 3:46 PM
また素晴らしいエピソードだったね。
灰羽連盟が自分を引き込んでくれるムードが大好きなの。
カラスは一体誰なんだろうね……
答えのない問題がたくさんあるように見えるよ。
しかし、象徴性こそが私の探し求めている答えを与えてくれるだろう。
今はまだ、完全に理解することが出来ないだけだね
あと、アニメーションが最初とは少し違っているように見えるんだけど気のせいかな? (ベネズエラ 女性)

・02-21-11, 2:00 AM
EMOラッカには苛立たされるわ。 (オーストラリア 女性)
・04-02-11, 10:25 PM
例えそうだとしても、それがどのようなものかは彼女の立場になってみなければ
その気持ちを本当に理解することは出来ない。
彼女がそうなったように、親しい人を失う事は、その事実以上に落ち込むものだ。
自分自身に疑問を抱かせ、その世界に行ったらどうするかを考えさせてくれるよ。
このエピソードは人の感情を信じられないぐらい巧みに捉えるね。
今までみたアニメの中では最も素晴らしいものだ。 (アメリカ 男性)
その気持ちを本当に理解することは出来ない。
彼女がそうなったように、親しい人を失う事は、その事実以上に落ち込むものだ。
自分自身に疑問を抱かせ、その世界に行ったらどうするかを考えさせてくれるよ。
このエピソードは人の感情を信じられないぐらい巧みに捉えるね。
今までみたアニメの中では最も素晴らしいものだ。 (アメリカ 男性)
* to be in her(one's) shoes. ○:彼女の立場に立つ。 ×:彼女の靴の中になる。

・05-10-11, 10:48 PM
わぉ、あのお店にいた『えー、迷惑じゃないでしょ?ねぇ?ねぇ、ねぇねぇ?』って女。
ラッカが奴のことを引っぱたいたりするんじゃないかと思っちゃったよw
そして、ラッカはEMOになったようには見えないけどね。
そこには二つの違いがあるんだよ。
無意味なメロドラマと、実際にうまくこれらの感情を伝える作品。
灰羽連盟は間違いなく後者だと思う。
最後のシーンでは泣いてしまったよ。 (カリフォルニア)



・02-21-12, 12:38 AM
えっと、ラッカは初めはその町のことを楽園のようなところだと考えたんだ。
でも友達の灰羽が突然の別離を迎えたという自分たちの存在に対する闇の部分に直面した時、
彼女は裏切られたかのように感じたんだね。
衝撃と消沈の最中で、彼女はいつか旅立ちを日を迎える必要がある灰羽という存在を
受け入れることができなくなってしまった。
彼女の灰羽としての節理に反する自己嫌悪で生じる悪影響が彼女に罪付きの烙印を与え、
その不全が彼女の翼を黒へと変貌させていったんだろう。

その黒へと染まる羽が彼女の存在が欠陥であることを意味させ、
それは彼女にとって受け入れがたいものだった。
それによって彼女は、自分が灰羽として存在してはならないという憶測を導きだしたんだ。
これもまた、クウの死が彼女に強く打ちのめした理由でもある。
ラッカの幸せが束の間のものであるのならば、ラッカは自分の存在に何か意味があるのかどうか、
その疑問に答えることが出来なくなったんだね。
そうして彼女はまた意気消沈の悪循環へと陥っていった。

今になって、なんで彼女が以前のエピソードで「こんなに幸せでいいのかな」と思ったのかが理解できた。
なぜ灰羽が罪付きとなるのか、旅立ちの日を迎えるためには何が必要なのか
これらをごちゃまぜにして奇妙だと思っていたことが少しずつ紐解けていっているように思えるよ。




そして、カラスの死体が井戸の底にあったね。
ラッカが解釈したように、カラスは壁の向こう側からメッセージを運んできているようだ。
それは象徴としてとても重要なことだ。

これは悪が存在する彼女の世界からのメッセージを彼女が受け入れたことを意味する。
ラッカのみがカラスと彼女自身のつながりを解釈できるんだ。
ちょうど、それによって彼女が自己嫌悪から脱却するために
カラスが支えに来たということに気付くことができるのさ。
もし彼女が未だに自身を嫌悪し続けていたならば、
彼女を容認してくれる兆候には何も気付くことができなかっただろう。

その上で、もしこれが過去からのメッセージならば、彼女だけがそのカラスからのメッセージを解釈できる。
カラスは意味をなさない鳥で、ラッカは何らかの葛藤を埋めるためにカラスを使ったという見方も出来得るけどね。
しかし、カラスは実際に彼女の存在と密接なものだと考えられる。
彼女は自分自身ではどうすることもできずにいて、
他の誰かがそれを彼女に取り戻してあげなければならないという事を伝えに来た。
これはカラスが彼女に近しい誰かからの許容の証なんだよ。

単刀直入に言えば、彼女はセラピーを受けたんだ。
この時点で、僕はカラスが誰なのかについて僕は五つの自論がある。
一、ラッカ自身である。
すべての灰羽は実際の世界では人間と共存したいと考え、それが実現できないでいるカラスである。
なぜならば彼女らは恐れられると考えており、人間と意思疎通ができないでいる。
このカラスはそういう弱い部分を表しているという理論だ。
二、ラッカの夢に出てきたカラスである。
ラッカは当時カラスだったが、彼女が空から落ちて死ぬときに灰羽へと変わった。
その際に、ラッカの落下を阻止しようとしたカラスは力尽き、井戸の底へと落ちていったという理屈だ。
三、クウである。
クウは旅立ちの日を迎えカラスになった。そしてまたみんなと会いたいと願った。
しかし、木にぶつかって、井戸の底へと転落したか、そのような死に方をしたか。
そのようにあって欲しくはないが……。
四、通りすがりのカラス、以上。
五、夢はすべてなんらかの象徴だったとする説。
落ちていくのはラッカの自殺を意味していたとしよう。
カラスが意味するのはラッカの死を悼んでいたラッカの友人か家族の誰かであるんだ。
ラッカを引き上げようとしていたシーンは、彼女の死を追悼することで
ラッカの人生に意味を与えようとしていた。
ラッカが生きていた時は、それを本当の感情として受け入れることができなかった。
『私を憐れむのはやめて』とか、それでラッカがこの世界に生きる意味はないと考えて死んだ。
ラッカが灰羽の姿になったのと同じようにその人はカラスの姿になった。
そして、メッセージを運んできた。
なぜならば、そのメッセージを運んできた人物はラッカが真の感情を受け入れたとき
その役目を終えて果てたから。こんなところかな。 (フィンランド 男性)

・02-27-12, 1:11 PM
このエピソードは名作だね。
あれ? いつの間にかアニメーションがとても良くなってない?
つまり、アートクオリティが急上昇したように見えるんだ。
でもそれを無視しても、ラッカのシーンは悲痛だった。
そして、まだ五話以上残っている……。
これほど魅力的な八話が今まであっただろうかと考えなきゃいけないな。 (男性)
・05-15-12, 8:58 AM
オッケイ、これは掛け値なしにこれまでのところで最高のエピソードだよ。
ワォ、いたるところに伏線が散りばめられているね。
自分はほのぼのアニメのような日常の一コマから
いかにこのアニメがかけ離れてしまったかということついて驚いているよ。
次のエピソードに進まなければな、この調子で続いていって欲しいよ。
自分が言えるすべての事は、未だ応えられてない多くの謎があるってことだけだ。 (イギリス 男性)

・10-04-12, 12:38 AM
とても素晴らしいエピソードだ。未だ答えられていない多くの疑問がある。
そして、僕はカラスが誰なのかについていくつか考えがあるんだ。
最後にはその答えが分かるといいね。 (アメリカ 男性)
・03-12-13, 3:18 PM
なんて悲しい物語なんだ! (アメリカ 男性)

・05-05-13, 5:32 PM
すべての象徴性を理解できていないよ。
他の人たちの分析を見て、夢の意味やカラスの象徴について少し理解できたぐらい。
ラッカがレキをもう少し頼ってくれることを願っているよ。
結局レキはラッカと同じような状況を経験してきて、今なおそれは解決できていない。
このエピソードの終わりでは何筋かの涙が流れてしまった。
ラッカはカラスが何を思い起こさせると話をしていたけど、明らかに以前の知り合いだろうね。
ラッカが自分のことを不要だとか、欠落した存在だとか考えてしまうことは悲しいよ。 (女性)

・05-29-13, 2:03 AM
ラッカはEMOとかイライラするとか書き込みしてる人たちは
本当の憂鬱や絶望に対する重圧について明らかに理解できてないのね。
ラッカは明らかに彼女自身の非常に辛い悲しみと向き合っているわ。
なぜならば、彼女は友人たちを動揺させたくないのよ。
彼女自身で重荷を背負いこみ、一人きりのときしかそれを表すことはしないんだわ。
落ち込んでいる人は、他人とその感情を分かち合うことは到底できないから
結局、自分で問題を解決するしかないんだよね。
かまってちゃんなのか、本当に辛い時間を耐えなければいけない人間なのかという差には
とても大きな違いがあるのよ。

私の解釈では、ラッカは自殺をして、罪に苛まれているのだと思うわ。
彼女はふさぎ込んでしまうことを乗り越えることが出来ず、
彼女の落ち着きのなさと折り合いをつけるために転生したんでしょうね。
カラスは生前に彼女を助けようとした人を象徴しているの。
でもラッカは自分が死んだことで深く悲しむ人がいるということを
認めようとさえしないほど、深刻になってしまったんだわ。
カラスは彼女を許そうとしている人を象徴し、もし死後の世界があるのであれば、
どうかラッカ自身のことも許してほしいと伝えたいんでしょうね。
例え離れていても、いつだってそばにいてくれる人が存在するという事実を伝えたいんだわ。
そうよ、人生は貴重で、犯した過ちを赦すことができるのよ。
クウとの別離をラッカが見たことは、誰かと別れることによって
残された人が感じる悲痛をラッカに気づかせるのに役に立ったんだよね。
そして、同時にラッカが自殺したとき残された人がどう感じたのかを気づかせてくれたのよ。 (アメリカ 女性)

・06-03-13, 9:22 AM
たぶんカラスは灰羽の守護神のようなものなんだ。
彼らは死してなお、灰羽達のことを心配し、見守り続けている。
彼らが誰で、なぜ灰羽を見守り続けているのかは分からない。
灰羽たちはみんな生前に苦しんでいた人たちなんだよ。
そして、幸せで平穏に満ちた生活を送ったとき、壁を越えて彼らの魂は救われるんだ。 (不明)
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