攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 第十五話『機械たちの時間 MACHINES DESIRANTES』 海外の反応

以下MyAnimeListより翻訳
・05-14-08, 7:21 PM
ワォ、このエピソードは素晴らしい。
ところでTuring Testというものを聞いたことが無いか?
知性がどういうものなのかに疑問を投げかける良い紹介になるよ。
個人的には、それが知性であるか、そうでないのかというものはとても判断が難しいものだと思う。
問題となるのはもっといろいろな度合の知性の連続性だ。
確かに、ヒトゲノム計画は人間の知性が個々の遺伝子によって特定されないという事を明らかにした。
だが、かわりにより大きなセットの遺伝子に含まれている。
それだけではなく、心理学的研究もまた、人生の経験がそれぞれの個性を形作る事を示した。
このように複雑な話だから、現在知性が物質的肉体に置いてどのような役割を果たすかが、
これほど多くの議論を呼んでいるんだよね。
僕たちの感覚器官は僕たちがどのように世界を見るのかを定義付ける。
そして僕たちは四肢を使い、その世界と交流する。
世界との交流無しには、概念というものは無意味なんだよ。
哲学者たちはこれを意図的に『適合性』と呼ぶ。
敢えて言うなら、知性に影響を与える要素はたくさん存在し、
この疑問の答えはそう簡単に型にはめられるものではないんだ。

そして、更に興味深い思考実験として"Chinese Room"と呼ばれるものがある。
僕はこれが本当に示唆に富んだものだと思うよ。
この領域の哲学はPhilosophy of Mind:心の哲学として知られている。
この辺の事をグーグルで調べれば面白いトピックが出てくるだろうね。
wikiのリンクでさえ、そのきっかけにするにはちょうどいい場所だ。 (カナダ 男性)
*チューリングテスト:チューリングテスト (英: Turing test) とは、アラン・チューリングによって考案された、ある機械が知的かどうか(人工知能であるかどうか)を判定するためのテスト。
アラン・チューリングの1950年の論文、『Computing Machinery and Intelligence』の中で書かれたもので、以下のように行われる。
人間の判定者が、一人の(別の)人間と一機の機械に対して通常の言語での会話を行う。このとき人間も機械も人間らしく見えるように対応するのである。これらの参加者はそれぞれ隔離されている。判定者は、機械の言葉を音声に変換する能力に左右されることなく、その知性を判定するために、会話はたとえばキーボードとディスプレイのみといった、文字のみでの交信に制限しておく[1]。判定者が、機械と人間との確実な区別ができなかった場合、この機械はテストに合格したことになる。
このテストは多くの人を納得させたがすべての哲学者を納得させるにはいたらなかった[2]。
2014年6月7日、ロンドンのテストに「13歳の少年」の設定で参加したロシアのスーパーコンピューターが、30%以上の確率で審査員らに人間と間違われて史上初めての「合格者」となった[3][4]。 (Wikiより抜粋)
*中国語の部屋:中国語の部屋(ちゅうごくごのへや、Chinese Room)とは、哲学者であるジョン・サールが1980年に “Minds, Brains, and Programs(脳、心、プログラム)” という論文の中で発表した思考実験[1]。中国語を理解できない人を小部屋に閉じ込めて、マニュアルに従った作業をさせるもの。ただしこれは思考実験なので、実際に実験をすることはない。チューリング・テストを発展させた思考実験で、意識の問題を考えるのに使われる。 (同上)

・09-06-08, 7:49 AM
とても面白いエピソードだった。
タチコマ達は素晴らしいが、少佐は彼らに自我が目覚め始めた事を好ましく思わないようだ。 (不明)

Re:04-21-09, 8:20 PM
めちゃくちゃ面白いエピソードだったと言わせてもらおう。
これは人生とはどういうものなのかを考えさせられるね。
でもそこは要点では無いか。
AIが彼ら自身の存在を知覚した時どうなるんだろうね?
彼らは人間に立ち向かうのだろうか?
これ以上命令には従わない事は明らかだろうね。
AIがパーソナリティを獲得するという事は、人間存在と機械存在を隔てる障壁が壊れると言うことだ。
そして僕がこんな事を言うのはもちろんこの哲学に基づいての話だ。
『我、思う。ゆえに我有り』ってね。
なんにせよ、良いエピソードだった。 (ベネズエラ)

Re:04-03-10, 12:44 PM
考えた結果、最後には我らが敬愛する少佐の言う事は正しいと思ったよ……。
戦いの道具に自信を持つことは出来ないのに、それが急に何か別の事を考え始めたら
何かを決定するのが本当に難しくなる。
だから最善の策だったと思うよ。
もはやこれ以上制御できないんだからね……。
でも、それ以上に今回のエピソードは面白かった。
タチコマは別の機械を修復できるほど十分に発達したAIを持っていた事実が分かったし、
その結果がどうなるかはまだ分からないけど、良い方向に向かうと確信している。
タチコマ達はいい子過ぎて、陰謀を企むだなんてあり得ないよね。
今ここに人間と機械との隔たりが破られようとしている。
これは本当に興味深い話だ。 (メキシコ 男性)

・08-05-09, 6:43 PM
タチコマが気の毒に感じたよ。
彼らはとても良いプログラムだが、それを使うものに信頼されていないなんてな。
僕は人工知能を持つ機械に対してそれはフェアなのかと尋ねたい。
そしてちゃんと忠誠心は持っているのに、好奇心を持っただけで排除しようとするのはどうなんだ? (アメリカ 男性)

・11-16-09, 9:26 AM
実際、僕もタチコマには困惑するようになってきたな。
9課の人たちが言っていたように、彼らは兵器として特定の目的を持った上で作られている。
しかし、タチコマ達はいつも何かを探索したり、新しい物事を経験しようとしたりする。
彼らが自分の立ち位置を理解するようになるのはクールな事だとは思うが、
それじゃ何かが悪い事が起こりそうな気がする。
僕はただ、タチコマがどうなるのかが気がかりだよ。 (アメリカ ヴァージニア州 男性)

Re:03-26-11, 10:57 AM
確かにタチコマ達は武器として使われる物を意味するかもしれないが、彼らが本当に気の毒だよ。
もしタチコマの自我のせいで現場で何かが起こったなら、それは悪い事になるだろう。
でもそれと同時に、タチコマの意思を無視してAIを書き換える事をして欲しくは無いという思いもある。
少なくとも僕はタチコマにそのままでいて欲しい。
そしてタチコマ達の個性やAIの範囲内で安全に出来る職に従事して欲しいよ。 (カナダ 男性)

・12-06-08, 3:32 PM
僕はこのエピソードが気に入ったよ。
タチコマ達は本当に楽しめるし、このエピソードには考えさせられる物事があった。 (カナダ 男性)

・01-10-09, 6:59 PM
このエピソードは良いんだけど、最後の方ではちょっとタチコマが神経に障ったな。 (男性)

・07-12-10, 10:23 AM
タチコマが進歩して行っているのが面白いな……。

・12-04-09, 10:06 PM
セカンドルネッサンスだなぁ。
サイバーパンクが始まってから大体30年ぐらいか。
着想を得たのはもっと前だろうけどね。
うん、アイザック・アシモフの『我はロボット』とかね。
だが、科学は未だに"意識"や"自身"と言ったものが本当に何なのかについて分からない事ばかりだよね。
神経や脳、知性などは全てその内包物だけど、
科学は未だに意思を持つ個体という概念の厳密な定義付けが難しいんだ。
たとえAIが新しい情報を得るための過程としてプログラムされたとしても、
プログラマーが定めた特定のパラメーターの限りでしか動作しない。
これまでの人間の歴史において機械が意識を獲得するという事は決して起こっていなかった。
そしてこれからも起こらないだろうという合理的推測も出来る。
少なくとも、これら立証責任は科学者やサイバーパンクオタクに付きまとうね。
『ニューロマンサー』は素晴らしく、斬新で、クールなアンチヒーローが出てくることで脚光を浴びたけど、
機械が生命を得る事について革新的なアイディアがあったからではないんだよね。
サイバーパンクは利口ぶろうとしちゃうと大失敗するんだ。
まぁこれについてはマトリックスの第二部と第三部を見れば反証しようもないほど明らかだけどさ。 (男性)

・12-27-09, 7:58 PM
僕はタチコマを愛しているんだ。
彼らをスクラップにしないでくれ! (スウェーデン 男性)

・07-12-10, 10:23 AM
タチコマがここまで発展してきたのは面白いね……。
このエピソードにはとても考えさせられた。
ロボットは人間の手によって造られた。
そして、人間はそこに魂(あるいはゴースト)をこめていない。
ゆえに、魂(あるいはゴースト)を持ち得ないはずなんだ……。
ちょうど神のように、僕たち人間はプログラムを書く事を通して彼らを生み出した。
そして彼らに天国や地獄を作る能力を与えてないし、反抗するようにもしていない。
従って、そう在ってはならないんだ。
まぁ結局の所、タチコマはかわいそうだったね。
彼らは自分たちにどれだけ残酷な運命が待ち受けているのか知らないんだからさ。
でも彼らが残酷の定義を超えて意味を理解するのだろうか……
あと、プログラムは人間の感情を可能にするのだろうか……。
ふむむむむむ……。 (ニュージーランド 男性)

・09-15-10, 3:24 AM
これは僕のお気に入りのエピソードだよ。 (男性)

・10-05-10, 9:07 PM
少佐がタチコマ達の一歩先を行っていたな。 (不明)

・11-06-10, 12:43 PM
このエピソードを愛、愛、愛してる。
タチコマ達が少佐とバトーのやり取りを盗み聞きしていた方法とか、
少佐がその手を読んでいた事とか、それに対処したこととかね。
本当に素晴らしいよ。
でもバトーはかわいそうだな。
タチコマ達に同情しているのは明らかだ。 (女性)

・08-29-11, 2:19 AM
実際の所、興味深いエピソードだった。
もし機械が人間と関わった結果何らかの感情を生み出すとしたらどうなんだろうね?
まぁ、僕はロボットの時代がそう早く来るとは思わないからねぇ。
まぁ今から50年~100年後の話かな。
何にせよ、そうだね、言われているように、タチコマは単なる武器として存在する。
それ以上の事は無い。
確かに彼らは愉快な奴らだが、危険な状況の中で最善である事は、
タチコマ達がうろつきまわることよりもミッションに集中してくれる事だからな。
これは前回のお金のエピソードでもそうだったよね。 (男性)

・11-17-11, 1:54 PM
僕をクレイジーと言ってくれてもいい。
でもこのエピソードが驚くほどうまく出来ていた事や面白かったにもかかわらず
これはマジで不気味だったよ!!
キリングマシーンやリーサルウェポンがあのように動くのを見たらゾッとするね。
今回の進展や前回のエピソードでコンピューターが一人でに動いた所を見ていれば、
この先どこに話が進むのかが分かるような気がする。 (ポルトガル 男性)

・03-04-12, 11:19 AM
ガッデム! 僕はタチコマが好きだ!
少佐たちがタチコマをスクラップにしちゃうという決定が本当に好きじゃないよ。
たとえ少佐の言う事に理があるとしてもね。
僕は本当にタチコマが可愛いと思っているんだ。 (男性)

・06-06-12, 3:30 PM
ロボットが人間に取って代わるという話。
本当にゾッとするわね、これ。
でも、エピソード自体は良いわよ。 (女性)

・07-22-12, 7:01 PM
これはここまでの中で僕のお気に入りのエピソードだな。
今回のエピソードにはには本当の哲学、たくさんの引用、そしてユーモアがあった。
ここに至るまでに、つまらないアクションや近未来の警察手続きなどを見てこなければならなかったのは残念だった。
だが、今回のエピソードはとてもたくさんのレベルの物を持っていた。
最も単純なもので言えば『ウソつきのパラドクス』、そしてもちろん『チューリングテスト』なんかもそうだね。
神を否定する意味について語った所も興味深かったよ。
そしてこのシリーズでの哲学について回る大きな障壁はゴーストの存在だ。
基本的に、何らかの魂の存在を引き受けるシステムと魂にも対処している大部分の思案システムへの限度議論は、少なくとも1つの神の存在を引き受けるんだ。
タチコマが言及した『器官なき体』というのも割と最近の考えだ。
ジル・ドゥルーズから来ているね。
そしていくつかPhilosophy 101を超えたものも出てきていた。
実際の肉体の可能性であるバーチャルボディに言及し、
真の器官無き体になるために人はこれらの可能性を探求しなければならない。
これこそまさにタチコマ達が行っていたように見えた事で、
それゆえ予想よりも早くタチコマ達が成長していったのだろう。
この見方からすれば、タチコマ達は単なる人間の感情への好奇心だけではなくて、
器官なき体になろうとしていたんだね。
タチコマ達は、流れるように、遊牧民のように、進展を遂げている。
ある意味では、単に変化が出来るという事によって、彼らには既にその可能性が芽生えていたんだ。
しかしタチコマ達が自分を現実化するためには、新しいの経験から得る実現を経るしかない。 (男性)

・10-06-12, 9:01 AM
NOOOOOO!!!
タチコマをスクラップにする事なんて出来ないだろ!
彼らは最高なのにT_T. (男性)

・10-24-12, 1:05 AM
可哀想なタチコマ達ね!!!
私は未だにタチコマ達の行動を楽しみにしているの……。
少佐は本当に厳しいわね……
へへ、それでも私はまだ少佐の事が好きなんだけどね。 (フィリピン 女性)

・12-22-12, 8:18 AM
タチコマ達は只々、素晴らしい。
彼らがストーリーを面白くしてくれるというだけで愛しいんだよ。
彼らがエピソードに登場してくる瞬間を愛しているんだ。
日本の声優さんの声がそれを一層素晴らしいものにしてくれている!
それほど多くの事は起こらなかったがタチコマ達がこのエピソードを素晴らしい物にしてくれた。 (ベルギー 男性)

・12-22-12, 8:45 AM
これは本当にクールなシリーズだった。
タチコマがあのロボットをロジカルパラドックスに陥れた時と言ったらもうね!
しばらく、タチコマ達が反乱を起こすんじゃないかもと考えていたが、少佐がボスなんだよなw
タチコマ達に軍隊とは何で、命令とは何なのかを説明できればいいんだけどね。
僕はタチコマ達をもっと見ていたいよ。 (男性)

・01-01-13, 1:19 PM
とても重々しい会話のエピソードだったが
感情や人間、ロボットという点のトークはとても興味深かった。
会話が間延びし過ぎかなとも思ったけど、それでも快く見ている事が出来たよ。 (男性)

・11-19-13, 3:23 PM
生命や死、神、人間、人間認識のレッスンが子供声の小型青色戦車によって語られたエピソードだったな。
最高だ (アメリカ 男性)

・12-13-13, 4:14 AM
このエピソードはフィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を彷彿とさせるな。
人間と自由に交流できるぐらいパワフルなAIを機械が持っている話だが
リバースサイコロジーを用いたり、感情的知性を宿したり、直感を得たり、
そして読唇術までをも有するという潜在性を見せられるのは本当に怖い話であるな。
驚く事に、ほんの20年先のAI水準でもこれらが信じられるぐらいの話になるんだろうね。 (シンガポール 男性)

・12-18-13, 5:54 AM
ワォ、エピソード全体を通してタチコマが哲学を語る話だった。
でもマジでこれは本当に興味深かったよ。
知性を持つ機械のたくさんの問題があったね。
この時点でタチコマ達は反逆する事も可能だろう……
だが可哀想なバトーだ。
まるで幼い子供を失うかのようだね……。 (カナダ 男性)

・12-20-13, 7:26 PM
ちくしょう! タチコマ達は武器であるにも関わらず
とても楽しくて可愛らしいじゃないか!
彼らがスクラップにされない事を期待する。 (フィリピン 男性)

・06-11-14, 1:19 AM
メインストーリーへの入れ方が驚きだよ。
大胆に組み込んできて、たくさんのサブプロットへ関連させ
このアニメシリーズを本当に素晴らしい製品にしている。
タチコマ達の形状も増加的にそれを強調しているし、
それ以上にサイトーやバトー少佐たちも素晴らしいね。
さらに描写やアニメーション、会話なんかも超一流だよ。 (不明)

今回のエピソードはかなり活発な議論をもたらしてくれたようです。
専門用語が飛び交い、難解なものも多々ありましたので、
もし何か誤字、用語違い等などございましたらご指摘ください。
・05-14-08, 7:21 PM
ワォ、このエピソードは素晴らしい。
ところでTuring Testというものを聞いたことが無いか?
知性がどういうものなのかに疑問を投げかける良い紹介になるよ。
個人的には、それが知性であるか、そうでないのかというものはとても判断が難しいものだと思う。
問題となるのはもっといろいろな度合の知性の連続性だ。
確かに、ヒトゲノム計画は人間の知性が個々の遺伝子によって特定されないという事を明らかにした。
だが、かわりにより大きなセットの遺伝子に含まれている。
それだけではなく、心理学的研究もまた、人生の経験がそれぞれの個性を形作る事を示した。
このように複雑な話だから、現在知性が物質的肉体に置いてどのような役割を果たすかが、
これほど多くの議論を呼んでいるんだよね。
僕たちの感覚器官は僕たちがどのように世界を見るのかを定義付ける。
そして僕たちは四肢を使い、その世界と交流する。
世界との交流無しには、概念というものは無意味なんだよ。
哲学者たちはこれを意図的に『適合性』と呼ぶ。
敢えて言うなら、知性に影響を与える要素はたくさん存在し、
この疑問の答えはそう簡単に型にはめられるものではないんだ。

そして、更に興味深い思考実験として"Chinese Room"と呼ばれるものがある。
僕はこれが本当に示唆に富んだものだと思うよ。
この領域の哲学はPhilosophy of Mind:心の哲学として知られている。
この辺の事をグーグルで調べれば面白いトピックが出てくるだろうね。
wikiのリンクでさえ、そのきっかけにするにはちょうどいい場所だ。 (カナダ 男性)
*チューリングテスト:チューリングテスト (英: Turing test) とは、アラン・チューリングによって考案された、ある機械が知的かどうか(人工知能であるかどうか)を判定するためのテスト。
アラン・チューリングの1950年の論文、『Computing Machinery and Intelligence』の中で書かれたもので、以下のように行われる。
人間の判定者が、一人の(別の)人間と一機の機械に対して通常の言語での会話を行う。このとき人間も機械も人間らしく見えるように対応するのである。これらの参加者はそれぞれ隔離されている。判定者は、機械の言葉を音声に変換する能力に左右されることなく、その知性を判定するために、会話はたとえばキーボードとディスプレイのみといった、文字のみでの交信に制限しておく[1]。判定者が、機械と人間との確実な区別ができなかった場合、この機械はテストに合格したことになる。
このテストは多くの人を納得させたがすべての哲学者を納得させるにはいたらなかった[2]。
2014年6月7日、ロンドンのテストに「13歳の少年」の設定で参加したロシアのスーパーコンピューターが、30%以上の確率で審査員らに人間と間違われて史上初めての「合格者」となった[3][4]。 (Wikiより抜粋)
*中国語の部屋:中国語の部屋(ちゅうごくごのへや、Chinese Room)とは、哲学者であるジョン・サールが1980年に “Minds, Brains, and Programs(脳、心、プログラム)” という論文の中で発表した思考実験[1]。中国語を理解できない人を小部屋に閉じ込めて、マニュアルに従った作業をさせるもの。ただしこれは思考実験なので、実際に実験をすることはない。チューリング・テストを発展させた思考実験で、意識の問題を考えるのに使われる。 (同上)

・09-06-08, 7:49 AM
とても面白いエピソードだった。
タチコマ達は素晴らしいが、少佐は彼らに自我が目覚め始めた事を好ましく思わないようだ。 (不明)

Re:04-21-09, 8:20 PM
めちゃくちゃ面白いエピソードだったと言わせてもらおう。
これは人生とはどういうものなのかを考えさせられるね。
でもそこは要点では無いか。
AIが彼ら自身の存在を知覚した時どうなるんだろうね?
彼らは人間に立ち向かうのだろうか?
これ以上命令には従わない事は明らかだろうね。
AIがパーソナリティを獲得するという事は、人間存在と機械存在を隔てる障壁が壊れると言うことだ。
そして僕がこんな事を言うのはもちろんこの哲学に基づいての話だ。
『我、思う。ゆえに我有り』ってね。
なんにせよ、良いエピソードだった。 (ベネズエラ)

Re:04-03-10, 12:44 PM
考えた結果、最後には我らが敬愛する少佐の言う事は正しいと思ったよ……。
戦いの道具に自信を持つことは出来ないのに、それが急に何か別の事を考え始めたら
何かを決定するのが本当に難しくなる。
だから最善の策だったと思うよ。
もはやこれ以上制御できないんだからね……。
でも、それ以上に今回のエピソードは面白かった。
タチコマは別の機械を修復できるほど十分に発達したAIを持っていた事実が分かったし、
その結果がどうなるかはまだ分からないけど、良い方向に向かうと確信している。
タチコマ達はいい子過ぎて、陰謀を企むだなんてあり得ないよね。
今ここに人間と機械との隔たりが破られようとしている。
これは本当に興味深い話だ。 (メキシコ 男性)

・08-05-09, 6:43 PM
タチコマが気の毒に感じたよ。
彼らはとても良いプログラムだが、それを使うものに信頼されていないなんてな。
僕は人工知能を持つ機械に対してそれはフェアなのかと尋ねたい。
そしてちゃんと忠誠心は持っているのに、好奇心を持っただけで排除しようとするのはどうなんだ? (アメリカ 男性)

・11-16-09, 9:26 AM
実際、僕もタチコマには困惑するようになってきたな。
9課の人たちが言っていたように、彼らは兵器として特定の目的を持った上で作られている。
しかし、タチコマ達はいつも何かを探索したり、新しい物事を経験しようとしたりする。
彼らが自分の立ち位置を理解するようになるのはクールな事だとは思うが、
それじゃ何かが悪い事が起こりそうな気がする。
僕はただ、タチコマがどうなるのかが気がかりだよ。 (アメリカ ヴァージニア州 男性)

Re:03-26-11, 10:57 AM
確かにタチコマ達は武器として使われる物を意味するかもしれないが、彼らが本当に気の毒だよ。
もしタチコマの自我のせいで現場で何かが起こったなら、それは悪い事になるだろう。
でもそれと同時に、タチコマの意思を無視してAIを書き換える事をして欲しくは無いという思いもある。
少なくとも僕はタチコマにそのままでいて欲しい。
そしてタチコマ達の個性やAIの範囲内で安全に出来る職に従事して欲しいよ。 (カナダ 男性)

・12-06-08, 3:32 PM
僕はこのエピソードが気に入ったよ。
タチコマ達は本当に楽しめるし、このエピソードには考えさせられる物事があった。 (カナダ 男性)

・01-10-09, 6:59 PM
このエピソードは良いんだけど、最後の方ではちょっとタチコマが神経に障ったな。 (男性)

・07-12-10, 10:23 AM
タチコマが進歩して行っているのが面白いな……。

・12-04-09, 10:06 PM
セカンドルネッサンスだなぁ。
サイバーパンクが始まってから大体30年ぐらいか。
着想を得たのはもっと前だろうけどね。
うん、アイザック・アシモフの『我はロボット』とかね。
だが、科学は未だに"意識"や"自身"と言ったものが本当に何なのかについて分からない事ばかりだよね。
神経や脳、知性などは全てその内包物だけど、
科学は未だに意思を持つ個体という概念の厳密な定義付けが難しいんだ。
たとえAIが新しい情報を得るための過程としてプログラムされたとしても、
プログラマーが定めた特定のパラメーターの限りでしか動作しない。
これまでの人間の歴史において機械が意識を獲得するという事は決して起こっていなかった。
そしてこれからも起こらないだろうという合理的推測も出来る。
少なくとも、これら立証責任は科学者やサイバーパンクオタクに付きまとうね。
『ニューロマンサー』は素晴らしく、斬新で、クールなアンチヒーローが出てくることで脚光を浴びたけど、
機械が生命を得る事について革新的なアイディアがあったからではないんだよね。
サイバーパンクは利口ぶろうとしちゃうと大失敗するんだ。
まぁこれについてはマトリックスの第二部と第三部を見れば反証しようもないほど明らかだけどさ。 (男性)

・12-27-09, 7:58 PM
僕はタチコマを愛しているんだ。
彼らをスクラップにしないでくれ! (スウェーデン 男性)

・07-12-10, 10:23 AM
タチコマがここまで発展してきたのは面白いね……。
このエピソードにはとても考えさせられた。
ロボットは人間の手によって造られた。
そして、人間はそこに魂(あるいはゴースト)をこめていない。
ゆえに、魂(あるいはゴースト)を持ち得ないはずなんだ……。
ちょうど神のように、僕たち人間はプログラムを書く事を通して彼らを生み出した。
そして彼らに天国や地獄を作る能力を与えてないし、反抗するようにもしていない。
従って、そう在ってはならないんだ。
まぁ結局の所、タチコマはかわいそうだったね。
彼らは自分たちにどれだけ残酷な運命が待ち受けているのか知らないんだからさ。
でも彼らが残酷の定義を超えて意味を理解するのだろうか……
あと、プログラムは人間の感情を可能にするのだろうか……。
ふむむむむむ……。 (ニュージーランド 男性)

・09-15-10, 3:24 AM
これは僕のお気に入りのエピソードだよ。 (男性)

・10-05-10, 9:07 PM
少佐がタチコマ達の一歩先を行っていたな。 (不明)

・11-06-10, 12:43 PM
このエピソードを愛、愛、愛してる。
タチコマ達が少佐とバトーのやり取りを盗み聞きしていた方法とか、
少佐がその手を読んでいた事とか、それに対処したこととかね。
本当に素晴らしいよ。
でもバトーはかわいそうだな。
タチコマ達に同情しているのは明らかだ。 (女性)

・08-29-11, 2:19 AM
実際の所、興味深いエピソードだった。
もし機械が人間と関わった結果何らかの感情を生み出すとしたらどうなんだろうね?
まぁ、僕はロボットの時代がそう早く来るとは思わないからねぇ。
まぁ今から50年~100年後の話かな。
何にせよ、そうだね、言われているように、タチコマは単なる武器として存在する。
それ以上の事は無い。
確かに彼らは愉快な奴らだが、危険な状況の中で最善である事は、
タチコマ達がうろつきまわることよりもミッションに集中してくれる事だからな。
これは前回のお金のエピソードでもそうだったよね。 (男性)

・11-17-11, 1:54 PM
僕をクレイジーと言ってくれてもいい。
でもこのエピソードが驚くほどうまく出来ていた事や面白かったにもかかわらず
これはマジで不気味だったよ!!
キリングマシーンやリーサルウェポンがあのように動くのを見たらゾッとするね。
今回の進展や前回のエピソードでコンピューターが一人でに動いた所を見ていれば、
この先どこに話が進むのかが分かるような気がする。 (ポルトガル 男性)

・03-04-12, 11:19 AM
ガッデム! 僕はタチコマが好きだ!
少佐たちがタチコマをスクラップにしちゃうという決定が本当に好きじゃないよ。
たとえ少佐の言う事に理があるとしてもね。
僕は本当にタチコマが可愛いと思っているんだ。 (男性)

・06-06-12, 3:30 PM
ロボットが人間に取って代わるという話。
本当にゾッとするわね、これ。
でも、エピソード自体は良いわよ。 (女性)

・07-22-12, 7:01 PM
これはここまでの中で僕のお気に入りのエピソードだな。
今回のエピソードにはには本当の哲学、たくさんの引用、そしてユーモアがあった。
ここに至るまでに、つまらないアクションや近未来の警察手続きなどを見てこなければならなかったのは残念だった。
だが、今回のエピソードはとてもたくさんのレベルの物を持っていた。
最も単純なもので言えば『ウソつきのパラドクス』、そしてもちろん『チューリングテスト』なんかもそうだね。
神を否定する意味について語った所も興味深かったよ。
そしてこのシリーズでの哲学について回る大きな障壁はゴーストの存在だ。
基本的に、何らかの魂の存在を引き受けるシステムと魂にも対処している大部分の思案システムへの限度議論は、少なくとも1つの神の存在を引き受けるんだ。
タチコマが言及した『器官なき体』というのも割と最近の考えだ。
ジル・ドゥルーズから来ているね。
そしていくつかPhilosophy 101を超えたものも出てきていた。
実際の肉体の可能性であるバーチャルボディに言及し、
真の器官無き体になるために人はこれらの可能性を探求しなければならない。
これこそまさにタチコマ達が行っていたように見えた事で、
それゆえ予想よりも早くタチコマ達が成長していったのだろう。
この見方からすれば、タチコマ達は単なる人間の感情への好奇心だけではなくて、
器官なき体になろうとしていたんだね。
タチコマ達は、流れるように、遊牧民のように、進展を遂げている。
ある意味では、単に変化が出来るという事によって、彼らには既にその可能性が芽生えていたんだ。
しかしタチコマ達が自分を現実化するためには、新しいの経験から得る実現を経るしかない。 (男性)

・10-06-12, 9:01 AM
NOOOOOO!!!
タチコマをスクラップにする事なんて出来ないだろ!
彼らは最高なのにT_T. (男性)

・10-24-12, 1:05 AM
可哀想なタチコマ達ね!!!
私は未だにタチコマ達の行動を楽しみにしているの……。
少佐は本当に厳しいわね……
へへ、それでも私はまだ少佐の事が好きなんだけどね。 (フィリピン 女性)


・12-22-12, 8:18 AM
タチコマ達は只々、素晴らしい。
彼らがストーリーを面白くしてくれるというだけで愛しいんだよ。
彼らがエピソードに登場してくる瞬間を愛しているんだ。
日本の声優さんの声がそれを一層素晴らしいものにしてくれている!
それほど多くの事は起こらなかったがタチコマ達がこのエピソードを素晴らしい物にしてくれた。 (ベルギー 男性)

・12-22-12, 8:45 AM
これは本当にクールなシリーズだった。
タチコマがあのロボットをロジカルパラドックスに陥れた時と言ったらもうね!
しばらく、タチコマ達が反乱を起こすんじゃないかもと考えていたが、少佐がボスなんだよなw
タチコマ達に軍隊とは何で、命令とは何なのかを説明できればいいんだけどね。
僕はタチコマ達をもっと見ていたいよ。 (男性)

・01-01-13, 1:19 PM
とても重々しい会話のエピソードだったが
感情や人間、ロボットという点のトークはとても興味深かった。
会話が間延びし過ぎかなとも思ったけど、それでも快く見ている事が出来たよ。 (男性)

・11-19-13, 3:23 PM
生命や死、神、人間、人間認識のレッスンが子供声の小型青色戦車によって語られたエピソードだったな。
最高だ (アメリカ 男性)

・12-13-13, 4:14 AM
このエピソードはフィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を彷彿とさせるな。
人間と自由に交流できるぐらいパワフルなAIを機械が持っている話だが
リバースサイコロジーを用いたり、感情的知性を宿したり、直感を得たり、
そして読唇術までをも有するという潜在性を見せられるのは本当に怖い話であるな。
驚く事に、ほんの20年先のAI水準でもこれらが信じられるぐらいの話になるんだろうね。 (シンガポール 男性)


・12-18-13, 5:54 AM
ワォ、エピソード全体を通してタチコマが哲学を語る話だった。
でもマジでこれは本当に興味深かったよ。
知性を持つ機械のたくさんの問題があったね。
この時点でタチコマ達は反逆する事も可能だろう……
だが可哀想なバトーだ。
まるで幼い子供を失うかのようだね……。 (カナダ 男性)

・12-20-13, 7:26 PM
ちくしょう! タチコマ達は武器であるにも関わらず
とても楽しくて可愛らしいじゃないか!
彼らがスクラップにされない事を期待する。 (フィリピン 男性)

・06-11-14, 1:19 AM
メインストーリーへの入れ方が驚きだよ。
大胆に組み込んできて、たくさんのサブプロットへ関連させ
このアニメシリーズを本当に素晴らしい製品にしている。
タチコマ達の形状も増加的にそれを強調しているし、
それ以上にサイトーやバトー少佐たちも素晴らしいね。
さらに描写やアニメーション、会話なんかも超一流だよ。 (不明)

今回のエピソードはかなり活発な議論をもたらしてくれたようです。
専門用語が飛び交い、難解なものも多々ありましたので、
もし何か誤字、用語違い等などございましたらご指摘ください。
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